About us
トクエーとは
私たちは、森林の豊かな国に生まれ、小さな頃から木工品に囲まれて育ちました。多くの人が小学校の図画工作、中学校の技術などの授業で図を描いて、木材に触れ、鋸を持って「木工」を楽しんだと思います。
「木工」とは「描く」「切る」「削る」「彫る」「接ぐ・組む」ことを木材の特性を見ながら行い、木材に新しい価値を生みだすことです。「木工」はこの30年でアナログからデジタルへ進化を遂げました。最新の木工機械を導入し使いこなすことは、精度の高い仕事を効率よく行うために欠かせません。これに先人たちと築き上げてきた伝統技術を融合させ創意工夫することによって、「木工」にできることの幅を広げていけることが私たちの強みです。私たちは「木工」のプロ集団としてお客様を全力支援します。
「描く(かく)」
目的の形状をイメージし、準備する。
高度なモノづくりには詳細なイメージ、設計図が必要です。製作する前にCAD製作図面、生産指示書システム、NCプログラム作成を行い、目的の形状を製作するための事前準備を整えます。
「切る(きる)」
特性を知り切断する。
天然木、合板、パーティクルボード、MDFなどを含めて様々な木質材料があります。それぞれの特性を知り、最も適した設備・鋸・条件を見つけデジタル制御された設備で、正確に速くきれいに切断加工します。
「削る(けずる)」
目的の形状に造形する。
天然木の順目・逆目を意識した削り方。刃物の回転方向を意識した削り方。切削量と送り速度の調整など、木材・刃物・設備の知識を持った上で、木材に欠け、焦げが無いように、仕上がりがきれいになるように削ります。
「彫る(ほる)」
接合部を加工する。
強度を上げる為の凹凸加工をして接合面積を増やしたり、組みやすいように穴加工・溝加工・ホゾ加工を行います。金物を取り付ける穴加工をすることもあります。NC多機能ボーリング加工機でハイスピード、高精度、高再現性を実現したモノづくりをします。
「接ぐ(つぐ)・組む(くむ)」
2つのものを接ぎ(組み)合わせる
多くの木工品は2つ以上の部材により構成されています。接合方法は多種に渡り、古来より伝わる接ぎ手技法や近代的な接着剤による面縁貼りなど意匠、強度、コストそれぞれの目的に合わせた接合方法があります。キャビネットにはダボ接ぎ加工、框組扉にはホゾ接ぎ加工が施されることが多く、製品として仕上げるための重要な加工です。